「ネットリテラシー」の重要性
近年、ネットリテラシーという言葉を耳にするようになりました。
分かっているようで、イマイチ分からないような⁈
調べてみると、
リテラシー = 使いこなす能力
という意味だそうです。
リテラシー(literacy)はもともと「読み書きの能力(識字能力)」を表す英単語で、日本では「使いこなす能力」へと意味が拡張したそうです。
そこから、
インターネットを使いこなす能力=「ネットリテラシー」
と呼ぶようになったのですね。
我が子も高校生になってからスマホをフル活用しています。
情報や探究の授業で調べものに使いますし、英語の単語アプリも学校でダウンロードして使っています。
インスタやLINEのフォロワー数も、中学生の頃とは比べ物にならないくらい増えました。
それまではクラスや部活の友達とか その程度の繋がりしかなかったものが、高校生になった途端に 他中学出身の友達や先輩、そのまた友達、趣味でつながっている世界中の見知らぬ人たち・・・と、世界が急に広がりました。
なので子どもには、取り扱いには充分注意するように言い聞かせています。
自分を守るためにも、ネットリテラシーは必要だと感じます。
ネットって便利な情報がある反面、危険や嘘も多いですよね。
全世界に公開してしまった情報は、簡単に消すことはできません。
最近多い誹謗中傷も恐ろしいです。
最近、ちょっとハラハラする話を聞いたばかり。
子どもの知り合いの子が、インスタで知り合った男性と付き合っては分かれること数回。2か月の間に数人彼氏が変わったそうで(*_*)
相手は社会人や高校生。いわゆる「出会い厨」と呼ばれる輩ばかりです。
色んな高校生を手あたり次第フォローしているような奴なんです。
最初はDMがきて、LINEや電話番号を交換するそうです。
普通はフォローリクエストが来ても承認しないのに、その子はDMに返信。顔写真も送ってしまいます(汗)
次に二人で会って、よければお付き合いするそうなのですが・・・
聞いてるだけでオバちゃんはハラハラします。
その子はその「彼氏」と付き合いながらも、ほかの男性からDMがくると返信してしまうんだそうで・・・で、二人で会ってしまうんです。
友達が「やめなよ」と止めても、悪びれた様子もなく。
やがて「彼氏」に自分以外と連絡を取っている事がバレて別れるそうなのですが、これを数回繰り返している模様。
こうなると どっちもどっちですが。
学校でもみんなドン引きだそうです(*_*)
彼氏から、制服姿で顔出しの2ショットをインスタにupするように言われて、先日は簡単に公開してしまったようです。
今は子ども同士のネットワークがすごいので、近隣の高校生同士なら情報があっという間に広がります(*_*)
あまりに軽率ですね。そこら近辺ならまだしも、
世界中に顔と学校名が拡散されてしまったのだから。
噂が噂を呼んで、下手すれば将来の進学や就職に悪影響を及ぼすことにもなりかねません。
その子は普段から自分の顔をインスタにupしていたそうで、それを見た「出会い厨」が興味を持ったのでしょうね。
で、まんまと引っ掛かってしまったというわけです。
本人もそれを望んでしていることなのだと思いますが(*_*)
興味本位もあるのでしょうが、このように簡単に異性と付き合ってしまうようなタイプの子は、皆が皆ではありませんが、自尊心がなかったり自己肯定感が低いのかもしれません。
だから、ちょっとかわいいねと褒めてもらったり、付き合ってと言われると 簡単に応じてしまうのではないでしょうかね(汗)
他所のお子さんですが、こんなことばかりしていて そのうち犯罪に巻き込まれたりしないか心配になります。
昔も援交とかテレクラ(古ッ)とかありましたが、今はネットで簡単にやりとりができてしまう。それが本人でない場合もあるから余計に怖いんですよね。
これは氷山の一角だと思っています。
もっと危険な目にあっている子はいるでしょうね。
出会い系ではなくても、友達や部活のメンバーなどで撮った写真をupする際も注意しなければなりません。
位置情報は消す、周囲に個人情報が特定できるものが写りこんでいないかチェックするetc. 子ども同士も気を付けて欲しいものです。
わたしたち大人も、安易にSNSに個人情報や写真を載せないように細心の注意を払わなければならないと肝に銘じておきましょうね。