sensaiさんでも楽しい生活。

~ HSPが生きやすくなるブログ ~

ネガティブな我が子 vs HSP気質の母

 

このところ 地元の公立高校は入試のため、

我が子は学校が1週間以上休み。

家で課題をしたり たまに友達と遊んだりしています。

 

部活もないので体を動かすこともなく

友達との予定がない日は家から一歩も出ない我が子。

完全に体が鈍っています。

 

本人が太ったと騒いでいるので、

 

「そんなに家に篭って動かなければ太るよ。少し自転車に乗ったり歩いたりしてきたら?」

 

とアドバイスしました。

 

すると

 

「自転車は逆に筋肉が付いて痩せない」

 

「歩いても太ももの後ろの肉は取れない」

 

あー言えばこー言う。

 

思春期なので分かってはいるものの、

言い訳が常にネガティブで。

 

さらに、春からは自転車で学校へは行きたくないと。

 

痩せたいのなら自転車で行けばいいのに、バスで行くと言い出しました。

 

確かに、同じ高校の子でバスを利用する子も近所にはいますが、

本数が少なく、ちょうどいい時間帯のバスがないことから

ちょっと距離はあるけれど自転車を利用していた我が子。

 

バスも時々利用はしますが、毎日ではないので

定期ではなく回数券を買っています。

 

冬の間は夫が車で出勤途中に 学校の近くで子どもを降ろしていました。

ですが、夫はその分早く家を出なければなりません。

 

暖かくなったら また自転車通学になるだろうと思っていたのですが、

面倒臭がり&ネガティブな我が子は

親の送迎に慣れてしまったようで

 

「自転車はキツイから無理」

 

「だったらバスで行く」

 

行きはひたすら上り坂で、荷物が重い時や強風の時は

確かに大変なんです。

 

でも、やる前からネガティブなことばかり言うので、

ちょっと私もムキになって言い返してしまいました。

 

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そこから「あれも」「これも」と

ネガティブシンキングや自主性がない等・・・

我が子の欠点をくどくど指摘してしまい、

最後は涙をぽろぽろと流す我が子。

 

やってしまった(*_*)

 

子どもを励ますつもりが自分までネガティブな叱り方をしてしまい、

最終的には自己嫌悪に。

時々、自分が親からされて嫌だったことを

我が子にもしてしまっていることに気づきます。

 

私のようにネガティブにはならず、

自分から前向きにどんどんやりたいことに挑戦できる子に

育って欲しいという思いがあり、

自分の気持ちを我が子に押し付けてしまいました。

 

我が子もHSP気質があり、小さい頃から引っ込み思案でした。

だから急にポジティブに自分から行動できるようになるのは

難しいって分かっているのに。

 

最近は日常生活で困るほど何かに怖がることも

できないことも少なくなってきたので、

時々HSP気質だということを忘れてしまいます(^^;

 

でも、心の中は 繊細なんですよね。

未知の事柄には とても慎重ですし

しんどいことを自ら乗り越えようとする気持ちが

弱く、やる前から諦めてしまうことが多いので

母としては歯痒い気持ちになります。

 

子ども曰く、自分がネガティブなことを言っても、

「はいはい、そうなのね」と

軽く流してほしいんだそうで。

 

私は我が子の言葉に一々反応し過ぎなのでしょうね。

 

HSP気質もあるので、人に言われた言葉や態度のひとつひとつを

スルーすることができず 

相手はどういう意味で言ったのだろうと気にしてしまいます。

 

もっとおおらかな気持ちで 我が子を受け入れてあげないといけないのに

子どもの後ろ向きな発言に一々反応してイライラしてしまいました。

 

自分も ネガティブで面倒臭がりのくせにね(汗)

 

自分の嫌な面を 子どもに重ね合わせて見てしまうと、

我が子にはそうなって欲しくないと強く思ってしまいます。

 

だけど、子どもには子どもの考えがあり 

行動に移すタイミングも本人次第。

時には失敗することだって必要です。

 

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分かっているつもりでも、自分の経験や知識から

失敗しないように手出し口出ししてしまうことも多くて。

 

その度合いが強すぎると、過干渉な毒親の出来上がりです。

 

自分が親になり、両親の気持ちも少しは理解できたつもりですが

やっぱり同じようにはなりたくない(汗)

 

親は心配のあまり「こうしたら」「ああしたら」と

アドバイスしがちですが、考えを押し付けたり

親の希望に沿うように誘導したりしないように

心掛けたいですね。

 

私も親として、人間として、まだまだ修行中です。