ラーメンを食べるとお腹を壊す夫婦
秋も深まり気温も下がって、温かいものが食べたくなりますね!
我が家は夫の仕事が休みの日に、たまにラーメンを食べに行きます。
先日もにんにくの入った辛いみそラーメンを食べてきました。
美味しかった~(^^♪ と満足して帰宅。
が、夜になりお腹がギュルギュル痛くなり(*_*)
トイレへGo!
毎回ではありませんが、ここ数年はこのパターンがとても多いです。
昔はそんなことはなかったのに、気づけばラーメンを食べるとお腹を壊すようになっていました。
夫も、私ほどではありませんが、お腹を壊すことが増えました。
腸年齢かな(汗)
ラーメン好きなのに悲しい・・・(涙)
原因は何だろう?
サイドメニューのにんにくたっぷり餃子かな⁈
でも いつも餃子を食べてもお腹痛くならないし・・・
ラーメンは こってりスープだろうが あっさりスープだろうが、辛かろうが
痛くなる時は痛くなる。
てことはスープの種類は関係なさそうです。
となると、麺に原因がある⁈
ちょっと疑問に思ったので、私なりに調べてみました。
まず、ラーメンの材料ですが、
- 小麦粉(強力粉)
- 水
- かんすい
この三つが主な材料。これを混ぜるわけですが、「かんすい」って何?
調べてみると、かんすいとは、
「麺のコシを出すために必要不可欠な添加物で、アルカリ性の溶剤」
のことだそうです。
中身は炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどを主成分としたアルカリ塩。
麺の主成分である小麦は、捏ねることでコシが出るのですが、
かんすい(アルカリ溶剤)を加えることで さらにしっかりとコシを出すことができるんだそうです。
麺の硬さとコシは、この「かんすい」を加える分量で決まるといっていいでしょう。
ちなみに「かんすい」を漢字にすると、「乾水」「漢水」「鹸水」「鹹水」
などと書くそうです。
なんかバリっと硬そうな感じw
かんすいを混ぜると、小麦粉のたんぱく質・グルテンに作用し、弾力と伸びがよくなるので食感・コシ・滑らかさが増します。
また、かんすいを加えることにより、小麦粉の中のフラボノイドという色素と かんすいのアルカリ性が反応し、ラーメン特有の黄色っぽい色になるんだそうですよ。
ちなみにかんすいを入れないで麺を打つと、
うどん
になるそうです(笑)
おもしろいですね!
同じ小麦粉でもうどんは消化がよくて、ラーメンは消化不良を起こしやすいなんて。
やっぱり、ラーメンでお腹を壊す原因は「かんすい」なのか⁈
かんすいの分量が多く含まれた麺は硬めのラーメンになるそうです。
「バリカタ」がお好きなかたは、かんすいが多めの麺がお好みということになるのでしょうね(^^)
しかしこの「かんすい」が含まれる麺を食べると、胃酸でも中和しきれなかったアルカリが腸をを刺激してしまうんだとか。
私の場合は、恐らくこれが腹痛の原因でしょう。
過去にバリカタのラーメンを食べたら、数時間後に胃痛と腹痛で苦しんだ思い出がありまして(^^;
以来、バリカタは食べていませんw
かんすいが入った麺をしっかり茹でれば茹でるほど、かんすいが抜けていくので、
ラーメンでお腹を壊しやすい人は、おうちでラーメンを茹でる際に
茹で時間を長め・軟らかめに茹でるとよさそうです。
まとめると、
・ラーメンを食べてお腹を壊す原因は、麺に含まれる「かんすい」の含有量が
関係している。
・軟らかめの麺はかんすいが少なめでお腹が痛くなりにくく、
硬めに茹でた麺はかんすいが多めでお腹が痛くなりやすい。
といったかんじでしょうか。
※ パンなどほかの小麦製品を食べてもお腹を壊す人は、グルテン不耐性の可能性があるので、また別の対処が必要になってくるかと思います。
お腹が痛くなっても、おいしいラーメンは食べたくなるんですよね~(笑)
なるべく自分に合った麺を選んで、美味しく食べたいと思います。
(胃腸薬は欠かせませんがw)