【HSP】色彩の微妙な違いにも敏感な繊細さん
世の中には様々な色が溢れていますね。
色彩には、自然の色・人工的な色と様々あります。
繊細さんの中には、微妙な色の違いに敏感な方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
子どもの頃、図工の時間に絵の具を混ぜて色んな色を作り出すのが好きでした。
葉っぱの色一つにしても、ただの緑ではなく、
黄色や茶色に白をちょっと足してみたりして、
「あー、こうするとこんな色になるんだな」と新しい発見があって楽しかったんです。
そんなことをしていたせいか、図工や美術の成績は割とよかったです。
私はカラーコーディネーター関連の資格を持っています。
色彩に興味があり、通信教育で勉強して色彩検定2級を取得しました。
ちょうどその頃 販売の仕事をしていたので、お客様の瞳や肌の色を見ながら、その人に合う色を提案するのにも役に立ちました。
色には有彩色と無彩色があります。
有彩色は、赤・青・黄色などのカラフルな色。
無彩色は、白、黒、グレーなど。
私たちの身の回りに溢れている色は、それらの色が微妙に混ざり合ってできています。
同じ色でも、明度や彩度が違うと雰囲気がガラッと変わるし、
黄色っぽいのか青っぽいのかでも違います。
人にはパーソナルカラーというものがあり、大まかに春夏秋冬のカラーに
分けられます。
肌が黄味がかった人は、春と秋。
反対に青味がかった人は、夏と冬。
色彩って面白いですよ。
例えば心を落ち着かせるには青系。
元気を出したい時や楽しい気分になりたい時は黄色やオレンジ系。
勝負の時はアドレナリンが出る赤系がいいと言われています。
インテリアを決める時にも参考にしています。
我が家のリビングはカーテンがベージュなのですが、
薄めの黄色とグレーが混ざったようなベージュです。
同じベージュでも よく見ると黄色っぽいものもあるし、グレーっぽいものもあるし、
ピンクっぽいものもあるんです。
床の色・壁の色を選ぶ際も、トーンの違いで部屋全体の雰囲気が変わるので、結構慎重に選びました。
部屋が暗くならないように、明るめの床材にしましたが、
あまり明るすぎると持っている家具と色が合わなくなるので、
統一感の出る色選びをしました。
壁紙は真っ白だとちょっとキツイので、生成りに近いものにしました。
インテリアコーディネーターの資格があれば もっとこだわって選べたかもしれませんが、色彩の勉強をしたことで、そういう場面でも知識が役に立ったんじゃないかな思います。
部屋全体はナチュラルで落ち着いた雰囲気になったと思います。
特に面白みもない部屋なんですけど、色んな色があちこちにあるのが苦手なので、
自分が落ち着ける色彩でまとめています。
自然の色も季節の移り変わりによって全然違いますよね(^^)
葉っぱの色一つにしても、春は新緑の ちょっとくすんだ萌黄色。
夏は青々と茂った濃いめの緑。
秋は紅葉で赤や黄色に変化します。
四季のある日本に生まれてよかったなと思います。
ちょっと疲れたなと思ったら、身の回りの色彩に目を向けてみると、色んな発見があるかもしれません。